『おまえ……心底イカれてるよ。こんな気持ち悪い女はじめてだ……』 ポピィが声を震わせた。 わたしを見る目が完全に興奮に染まっている。 「ベンタ……」 膝をついてわたしの肩を抱き寄せる成生くん。 その顔色はさらに悪くなっていた。 「なにしてんだよ……舌なんて、バカじゃねーの……」 ごめんよ、ひどいものを見せちゃったね。 口にしようとすればくちびるの端から次々と血が垂れていく。 あまりの痛みに呼吸がまばらになった。 目を開けていられない。