‪‬♡NAH LAND♡



「ベンタっ」



わたしの存在にすぐに気づいた成生くんが走ってくる。


その後をダリと道化師たちが続く。



「ベンタっ、ベンタ生きてる?ベンタ」



両肩を揺さぶられる。


成生くんの顔は真っ青だった。


ずいぶん心配してくれたみたい。


そんな彼に応えるように目線を持ち上げて、ピースをした。




『おやおやベンタ様

ゲームクリアですか?』




ダリの嬉しそうな声が割り込んでくる。


たしかめるように仮面の下から見つめられ、わたしはぎこちなくうなずいた。



『ベンタはゲームをクリアした。オレサマが横で確認したから間違いねーよ』



ポピィがわたしの背を叩いて言うと、ダリはさらに歓喜に満ちた声をあげた。






『そうですか!

さすが私の愛するご主人様


ここで終わるような

御人ではないと信じておりました


ああ、お疲れ様です


痛かったでしょう

怖かったでしょう


死の淵で踊るあなたは

本当に美しく、女神のようでした!


愛しています

愛していますベンタ様

ベンタ様…』






うっとりとしたダリに熱く抱きしめられる。


高ぶりを感じる呼吸音。


腕の中で容赦なく浴びせられるのは、労りと崇拝のまざった言葉。