. アトラクションから離れ 成生くんのもとへ戻っていく。 足がふらついた。 冷や汗が止まらず、口もとを押さえ続ける。 『ベンタ、本当にダイジョーブかよ? すこし休むか?さっきから一言も喋んねぇし…』 ポピィに支えてもらいながら一歩一歩踏みしめる。 止まるわけにはいかない。 生きている姿を成生くんに見せないと。 しばらく歩き、見慣れたベンチが見えてきた。