‪‬♡NAH LAND♡




『スゲェ…スゲェよおまえ!!やりやがった!!
最後に成功させるなんてイカれてる…っ』



ポピィの声にも興奮が滲んでいた。


キラキラと輝く双眸


ありえないものを目の当たりにしたようなまなざし。


みるみるうちに美しく歪んでいき、わたしという存在を焼き付けているようだった。






『ゲームクリアだ。おめでとう』






赤い道化師は
笑顔の花を咲かせながらわたしに告げた。





ゾクゾクと背中が粟立ち、呼吸が荒くなる。


これで…成生くんを悲しませずに済む……。



『よし、もう少しでゴールだからこのままコースターを進めよう。大丈夫かベンタ?すぐに降りられるからな』



そう言ってポピィは軽く指を鳴らした。


静かにコースターが動き出す。


障害物はわたしを避けて消えていった。



『ベンタ…教えてくれよ。
なぜクリアできたんだ?』



その問いに、わたしは沈黙を貫く。




 
『……おまえは
俺の手を握っていただけだろ?』