‪‬♡NAH LAND♡




『……は?』




数十秒

流れた沈黙の中に、こぼされた声ひとつ。




わたしの眼前には

黒い鉄球が待ち構えていた。




しかしそれはもう意味をなさない。


なんて皮肉。


場所も障害物も
一番はじめのチャレンジとまったく同じなんて。




『おまえ…マジかよ』




信じられないといわんばかりに目を丸くするポピィ。


わたしは握りしめていた彼の手を離し、自分の胸を押さえた。


鼓動が爆発したように跳ね回る。


痛みを感じるほどの拍動。


時間差で興奮がやってきた。