大丈夫、大丈夫だよ。
あなたのぬくもりは絶対に失くさない。
絶望にのまれかけていたわたしの名前を呼び続けてくれてありがとう。
必ず応えるよ。
諦めない。死にたくない。
戻るべき場所へふたりで帰ろう。
「安心して成生くん。
あなたのおかげで、全部わかったから」
そう、わかった。
自分がなにをすべきか
すべて理解した。
「今度は生きて帰ってくるね」
成生くんから体を離し、ポピィのもとへ走る。
『覚悟は決まったのかよ』
わたしは、強くうなずいた。
「ラストゲーム、チャレンジさせて」
視界の端で
ダリが静かにこちらを見つめていた。



