【番外編】傷だらけの少女は、初恋相手の幼馴染にドロ甘に溺愛される。

「私は、汚い憐夜くんでもいい。私が好きになったのは、“目の前にいる憐夜くん”だから」



───ちょっと、甘えてもいいんだ。



「ありがとう。やっと救われた気がする」

「よかった……のかな?」



ふわりと笑みを浮かべたつーちゃんに、心臓を撃ち抜かれた気がした。


士綺クンに言ったら殺されるだろうなぁ。


───好きだって。



「僕、士綺くんより早くつーちゃんに出会いたかったな〜」

「え? そうだねっ! そうしたら憐夜くんとも幼なじみだったねっ」



本当に、君は満月の月だ。

そして、僕を照らす───



「憐夜くんっ! ずーっと友達だよ!」

「……うん」



───太陽だ。


祐介、俺、見つけたよ。

話を聞いてくれる、最高の“友達”。


───『ずーっと友達』



「あ、士綺くん帰ってきたみたい! 行こっ!」

「うん」



友達、ね……。

気軽に『ずーっと友達』って言ってくれちゃって。