プラチナ王子



自分で自分にプレッシャーを与え続けてぐったりしてるあたしは現在、昴の採点待ち。


どうかなぁ……あんまり自信ないけど、昨日よりは解けたと思う……。


ヒヤヒヤしながら待っていると、何とも言えない表情をした昴が顔を上げた。


「……all right」

「へ?」

「せーかい! ゼンブ!」


キラキラした笑顔の昴を眩しいと感じるより先に、全問正解したらしい現実にジワッと喜びが胸の奥に拡がった。


「や……ったーーっ!!」

「ワーッ!」


バンザイしたあたしと同じように、昴も両手を上げて喜んでくれる。


「トール!」

「はひっ!」

「イイコー!」


昴は両手で、あたしの頭を撫で回す。


きっと髪の毛がぐちゃぐちゃだけどそんなの気にならないくらい、締め付けられる胸に泣きそうになった。


「あっ、明日のテスト頑張るゔ~…」

「ナンデなくの~」


昴はそう言いながら、しばらく頭を撫で続けてくれた。


嬉しすぎる。幸せすぎる。


あたし、こんなに幸せでいいのかな。