「……あの女は?」 「ん? あの子はねぇ―― わたしのお友達、第1号だよ!」 ほっぺが変な方向に伸びるくらい、ずっと笑うわたしを見て、ニャーちゃんは、静ちゃんが顔を出していた窓を見る。 その後「フッ」と笑い、また寝てしまう。 何を思って、笑ったんだろう? 楽しいことを想像してくれたらいいな。 今のわたしの、頭の中みたいに! 「おやすみ、ニャーちゃん」 そうして、対猫又戦は終わる。 誰も怪我することなく、平和に。 ――と思っていたら。 事件は、その数日後に訪れた。