お姉ちゃん────
なんでお姉ちゃんは自殺したの?
僕はお姉ちゃんが大好きだった。
なのに……
なのに…
なんで自殺したの?
お姉ちゃんが亡くなってから大好きな父さんが自殺した───
それから大好き母さんも後あとを追いかけるように僕を残して自殺した。
僕は独ひとりぼっちになった………。
だけど……
何度も─
何度も───
そっちに行こうとしたんだ。
でも───
僕は臆病で勇気がないからお姉ちゃんと父さんと母さんがいるそっちへ行けなくて────
だから、大切な記憶を思い返して、温かくてその優しい家族での思い出に浸ひたるんだ。
でも、戻れない記憶を見ているとすごく眩まぶしくて……
それを見ていると瞳から涙が溢れて…
どんなに泣いてもこの瞳に溢れる涙は枯かれてくれなくて………。
心がいつも痛くて。すごく痛くて。
苦しくて。
辛くて。
消えたくて───
だから…願うんだ。
もしも───
神様がいて願いを叶えてくれるなら、僕はまた家族で一緒にいたい。
お姉ちゃんがいて……父さんと母さんがいて…
ある日、家に帰ると「おかえり」って…
叶わないのは知ってる───
だけど…願ってしまうんだ。

