学校に着ついたのはそれから15分ほどのこと。
僕は校舎こうしゃへと入り、下駄箱げたばこへ向むかい、自分のスニーカーからシューズへと履はき替かえた。
その瞬間、両足の裏に何かに刺される痛みが伴ともなった。僕はシューズを慌てて脱ぬぎ、痛みの原因を探るようにその場に座り込み、足の裏を見ると、僕の両足には画鋲がびょうが刺さっており、僕はその瞬間もまた僕の心には拒否反応が顔を覗のぞかせて、僕は画鋲の針を抜く手を震ふるわせながらゆっくりとなるべく痛みのないように抜いていった。
足裏には微かすかな痛みがあり、教室まで行く足をまた玄関扉の前で立ち止まるように立ち止まり、立ち尽つくす。
足が怖くて動かない。
教室で待っているのは僕の居場所とは程遠い、嘲笑と暴力による制裁せいさいだけだ。
そこには味方や正義のヒーローは存在しない。みんな僕を見せ物小屋の何かだと思っているんだ。じゃなきゃ、僕が暴力を振るわれた後にみんなが笑い出すことはしない。

