おかもちを持っためぐるとともに、田中も店を出る。 めぐるの細腕におかもちが重そうで、 「配達、手伝おうか」 とつい訊いてしまう。 「いえいえ。 これが仕事ですので」 とめぐるは笑うが、 「ちょっと話したいから、配達手伝わせてくれ」 と田中は頼み込んだ。