同窓会に行ったら、知らない人がとなりに座っていました

 スランプ中のパティシエだったとは。

 あの色のない瞳は、俺の絶望を映し出していたわけじゃなく。

 自前の絶望のタヌキだったようだ。

 悪いことを言ってしまった、と田中は珍しく反省する。