同窓会に行ったら、知らない人がとなりに座っていました

 珍しいっ。
 黒木田が親身になって考えてくれているっ、と思ったが。

「お前が王将戦で勝って……

 いや、勝たなくていいか。

 王将戦で負けて、めぐるんに養ってくれって言うんだ……」

 そこで黒木田は黙り、
「いや、やはりフラれろ」
と言い出した。

 おい……。

「それで、めぐるんはひとり海外に行き。

 数年後、俺がイベントのために出かけた異国の地で、めぐるんと運命的な再会をするんだ」

「……お前、もう作家になれよ」
と言いながら、田中は残りのラーメンを啜った。