店を出たあと、久門と健はまだ呑みに行くと言うので、そこで別れた。 「ちょっと足らなかったな」 バス停に向かい歩いていると、黒木田がそんなことを言ってくる。 「そうだな」 「めぐるんのおばあさんの店のチャーハンとラーメンが食べたい」 と言う黒木田に、 まだそんなに入るのかっ、と衝撃を受ける。 だが、もちろん、もう店は閉まっているので、屋台で、並んでラーメンを食べた。 「めぐるんが海外に行くのなら、これを機にプロポーズしたらどうだ」