同窓会に行ったら、知らない人がとなりに座っていました

「めぐる様のスイーツを食べると、ほっこり幸せな気持ちになるんですっ」

「なにそれ、宗教?」
と健が口を挟んでくる。

 だが、茶化されても彼女たちは熱く訴えてきた。

「そうですっ。
 嫌なことも辛いことも。

 なにもかもどうでもいい気がしてくるんですっ。

 明日、提出の企画書が半分しか書けていないことも、そんなに大変なことじゃないかなってっ」

 いや、それは良くないのでは……、とめぐるは思っていたが。

 要は、そのくらい余裕な感じで物事にとりかかった方が、脳が萎縮しなくて上手くいく、という話のようだった。