「そのあと、ご実家の和菓子屋に電話したら、ようやくお母様がこの番号を教えてくださって」
母、よく知ってたな、と思ったのだが……。
「実は、お母様もご存知なかったみたいで。
お母様が田中竜王に訊いてださったんですよ」
母よ。
なぜ、娘の携帯番号はわからないのに、田中さんの番号は知っているっ!?
「それで、今、電話している次第です」
「ど、どうもご迷惑おかけまして……」
「田中竜王がご存知なら、直接、将棋連盟に訊けばよかったですね」
とホテルの支配人は笑っている。
悪いと思ってか、週刊誌に載っていた久門の名前は出してこなかった。
いや、あれ、誤解ですからね、とめぐるは思う。
母、よく知ってたな、と思ったのだが……。
「実は、お母様もご存知なかったみたいで。
お母様が田中竜王に訊いてださったんですよ」
母よ。
なぜ、娘の携帯番号はわからないのに、田中さんの番号は知っているっ!?
「それで、今、電話している次第です」
「ど、どうもご迷惑おかけまして……」
「田中竜王がご存知なら、直接、将棋連盟に訊けばよかったですね」
とホテルの支配人は笑っている。
悪いと思ってか、週刊誌に載っていた久門の名前は出してこなかった。
いや、あれ、誤解ですからね、とめぐるは思う。



