同窓会に行ったら、知らない人がとなりに座っていました

「でも、名前も出てないやつもいるんだから、そいつよりは勝ってるだろ」

 みんな、なんとなく田中を見た。

 だが、田中は特に興味ないようだった。

 まあ、この人が気になるランキングは将棋だけだよね、とめぐるは思う。

 そこで、健が、くそっ、と言った。

「お前程度でおしゃれな棋士ランキング上位に入るとは……っ。
 この日のために、もうちょっと踏ん張って、棋士になっておけばよかったっ」

「いや、残念なのそこ……?」

 なかなかみんなが戻ってこないので、覗きに来た師匠がそう呟いていた。