同窓会に行ったら、知らない人がとなりに座っていました

「おい、目標低すぎだろ」

 そんな健の言葉に、わかった、と久門が立ち上がる。

「じゃあ、俺の命運を竜王戦に託そうっ。
 田中が防衛できなかったら、めぐるんちゃんは僕と結婚する!
 これでどうだっ」

「待て。
 お前、竜王戦のトーナメント、即行負けてたろ……」
と言う健に、

「だから、僕がこいつを倒すとは言ってない」
と久門は言う。

「挑戦者がお前を倒したら、お前は、めぐるんちゃんの前を去り。
 めぐるんちゃんは僕と結婚する。
 これでどうだっ?」

 ――いや、なぜ、人任せっ。

 ぼそぼそと健が田中に訊く。