同窓会に行ったら、知らない人がとなりに座っていました

「そうなんですよっ。
 なぜ、僕じゃないんでしょうね~っ」
と叫ぶ若林が羽織っているストライプのシャツの下。

 濃紺のTシャツには、英語で『Shut up!(黙れ) 』と書いてある。

 俺の心の内を表しているのだろうか……?

 それにしても、なんで、久門なんだ?
と田中はずっと悩んでいたが、この二人はもうその話題は散々語ってきたらしく、どうでもいいようで。

 ずっとタコスの話をしていた。

「タコスがどうかしたのか?」
と健に訊くと、

「いや、ビックリ。
 あの店、メニューにタコスがあったんだよー」
と言う。

「タコス?
 あったじゃないか、前から」