「まあ、気分転換は大事ですよ」
と夜、食堂でオムライスを食べながら師匠が言う。
「……でもずっと久門も一緒だったんですけどね」
若林はさすがに仕事があるからと帰っていったが、久門はずっといた。
しかも、違和感なくいた。
今、師匠に話している途中で、そういや、あいつもずっといたな、とふと気づいたくらい自然にいた。
「まあ、みんなで仲良くするのはいいことです」
と言う師匠の言葉に被せるように、カウンターの向こうからめぐるが言ってくる。
「あ、そうだ。
冷凍しといた城の残骸食べますか?」
「……意味がわからないからいらない」



