同窓会に行ったら、知らない人がとなりに座っていました

「よしっ、ちょっと待ってて」

 めぐるはグラニュー糖と水あめと水を鍋で温めると、二本の箸とフォークを使い、ふわふわの輝く糸飴を作り出す。

 シュクレフィレだ。

 これがかかっているだけで、高級そうな雰囲気になる。

 大量に作った白めのシュクレフィレを城にかけると、ルカが、

「すごい。
 なんか幻想的になったっ。

 森の奥深く、霧の向こうに見える城、みたいなっ。

 霧の中で、うっすら蝶と花が輝いてるのもいいね」
と言いながら、また連写する。

「ねえ、食べようよ。
 この城」

「は?
 なに言ってんのよ、この芸術作品を?」