迷路の先には君がいた


「そうだな。鷹也は普段めちゃ明るいくせに、落ち込むとなかなか上がってこられないタイプだ。切り替えが苦手なんだと思う。俺達はこいつほど社交性がないが、そういうところは上だな」

「なんとでも言え。俺は芙蓉さえ手に入れば無敵だ。お前らなどもはや敵ではない」

「鷹也ったら!」

「鷹也は相変わらず馬鹿だな。俺達と戦う気か?いい度胸だ。受けて立つよ」

 芙蓉は間に立った。

「ごめんなさい、よーく言い聞かせますので、本当にすみません」

「「アハハ!」」

「幸せになれよ、鷹也。百戦錬磨のお前の結婚がまさか最後になるなんて、誰も思ってなかったよ」