先生にチケットをもらった次の日。 帰りのホームルームの後にトイレを済ませて戻ると、教室で何故か私の席に座っている朔を見つけて、私は朔の席に座った。 机に突っ伏して、顔をこちらに向けて寝ている。 この教室は夕方近くになって来ると、西日が入って来るからポカポカして、寝たくなる気持ちは分かる。 長いまつ毛を穏やかに下げて眠る朔の頬を、ツンツンと人差し指で突いてみる。 「ねぇ、朔くん」 「……」 本気で寝てる?そんなに眠いなら、家に帰って寝れば良いのに。