「それでだな。仕事が忙しいところ悪いが、二人を呼び出したのは……」 「別に暇ですから、どうぞご心配なく」 「相川君ったら……」 「暇なのか?」 「ええ。取引先がほとんどなくなり、結構暇です。この会社大丈夫かと皆言ってます」 「ちょ、ちょっと言いすぎだよ」 「いいんだよ、原因のひとつが目の前にいるんだから……」 バシッ! すごい勢いで笹野が相川の頭をたたく。