本当に勘が鋭い、迷惑なくらいに。
「あの男が生徒会に入ってきたのはつい最近です。書記と副会長以外は推薦じゃなくても生徒会に入れるから入ってきたんだと思います」
「そりゃ知ってるよ」
「はい……。それで、入ってきた瞬間に告白されたんです」
「いつ?」
「……二週間、前です……」
その瞬間、翠さんの視線が鋭くなった。
まずい、本当に怒らせてしまった。
「なんで言わないの。俺、嫉妬深いの知ってるのよね?」
「知ってたから、言わなかったんです。毎回会議でキモいこと言ってきて会議にならないし、橙華にだって言い寄る……どうにかしないと、とは思ってます」
「で? なんで言ってくれなかったの」
「だからっ……翠さんに心配かけたくなくて。
私だって、あんな奴今に追放したいです」
私は翠さんを睨みつけた。
すると、翠さんはニヤッと笑った。
「じゃあ俺のために追放してよー。九条グループなんてあんな家潰せるでしょ」
「……翠さんのバカ」
「あの男が生徒会に入ってきたのはつい最近です。書記と副会長以外は推薦じゃなくても生徒会に入れるから入ってきたんだと思います」
「そりゃ知ってるよ」
「はい……。それで、入ってきた瞬間に告白されたんです」
「いつ?」
「……二週間、前です……」
その瞬間、翠さんの視線が鋭くなった。
まずい、本当に怒らせてしまった。
「なんで言わないの。俺、嫉妬深いの知ってるのよね?」
「知ってたから、言わなかったんです。毎回会議でキモいこと言ってきて会議にならないし、橙華にだって言い寄る……どうにかしないと、とは思ってます」
「で? なんで言ってくれなかったの」
「だからっ……翠さんに心配かけたくなくて。
私だって、あんな奴今に追放したいです」
私は翠さんを睨みつけた。
すると、翠さんはニヤッと笑った。
「じゃあ俺のために追放してよー。九条グループなんてあんな家潰せるでしょ」
「……翠さんのバカ」



