「わかった。では部費は削らない方針で行こう。泉、何かあるか」
「特には」
「では、予算の話は───」
「婚約者の考えた内容否定するとか加賀美さんひどいっスねー」
「……あ゙?」
せっかく人が婚約者の成長を見てほのぼのしてるとこに突っ込んでくるか?
しかも格上の相手に。
「利昌大和、文句があんのか?」
「こわーい。先輩、助けてー」
「っ、てめぇ……!」
「翠、抑えろ」
ヘロヘロしながら蓬に抱きついた利昌大和。
もう無理、こいつマジで殺す。
「利昌」
俺が殴りに行ってやろうかとしていたとき、綴が静かに声を放った。
その声は、俺が聞く中で一番恐ろしかった。
「会議を荒らす気なら今すぐ出て行け。ヘラヘラしながら女子に抱きつくとは、紳士の欠片もない。しかも先輩だぞ。礼儀に欠けている。出て行け」
「特には」
「では、予算の話は───」
「婚約者の考えた内容否定するとか加賀美さんひどいっスねー」
「……あ゙?」
せっかく人が婚約者の成長を見てほのぼのしてるとこに突っ込んでくるか?
しかも格上の相手に。
「利昌大和、文句があんのか?」
「こわーい。先輩、助けてー」
「っ、てめぇ……!」
「翠、抑えろ」
ヘロヘロしながら蓬に抱きついた利昌大和。
もう無理、こいつマジで殺す。
「利昌」
俺が殴りに行ってやろうかとしていたとき、綴が静かに声を放った。
その声は、俺が聞く中で一番恐ろしかった。
「会議を荒らす気なら今すぐ出て行け。ヘラヘラしながら女子に抱きつくとは、紳士の欠片もない。しかも先輩だぞ。礼儀に欠けている。出て行け」



