朝比奈さんは文句を言いながら出てきた。
それでも一年生の女子から熱視線を向けられていて本当にムカつく。
まあ目立ちたいとも思っていないし、できるだけ出たくない。
そして、熱視線には私にも。
「おいおい、マジで最近蓬さん色気ヤバくね?」
「それな、マジ大人の色気エグい」
ハッキリ言う。
マッッジキッもい!!
気色悪いったらありゃしない。
しかも翠さんからの視線が痛い。
こりゃ後で問い詰められるわ。
「は〜、生徒会のお姫様は人気だな〜。よくいい子ちゃんなんか被れる」
「それあなたの主人の翠さんに言ってくれません?」
自分は女子に笑顔振り撒いているくせに、私が男子に笑顔を向けると『喋るな』『笑顔すんな』『見んな』と矛盾したことを言ってくる。
いや共学なんだから仕方ないだろう。
「俺別に翠の従者ってわけじゃねーよ。なんか信頼できるってだけ。お世話は泉の仕事」
「大変ですね、冬月さんと朝比奈さんは」
そう言うと、綴さんがこっちを見てきた。
それでも一年生の女子から熱視線を向けられていて本当にムカつく。
まあ目立ちたいとも思っていないし、できるだけ出たくない。
そして、熱視線には私にも。
「おいおい、マジで最近蓬さん色気ヤバくね?」
「それな、マジ大人の色気エグい」
ハッキリ言う。
マッッジキッもい!!
気色悪いったらありゃしない。
しかも翠さんからの視線が痛い。
こりゃ後で問い詰められるわ。
「は〜、生徒会のお姫様は人気だな〜。よくいい子ちゃんなんか被れる」
「それあなたの主人の翠さんに言ってくれません?」
自分は女子に笑顔振り撒いているくせに、私が男子に笑顔を向けると『喋るな』『笑顔すんな』『見んな』と矛盾したことを言ってくる。
いや共学なんだから仕方ないだろう。
「俺別に翠の従者ってわけじゃねーよ。なんか信頼できるってだけ。お世話は泉の仕事」
「大変ですね、冬月さんと朝比奈さんは」
そう言うと、綴さんがこっちを見てきた。



