「ランシヨンで暮らしていたときに、庭の花で作ったものなんです。リラックス効果がある花が入っています」
「乾燥した花にそんな効果が?」
リオネルはエリーヌから巾着を手に取り、鼻に近づけた。
「……いい香りだ。しかしなぜ?」
どうして枕元に置いたのかと問いたいのだろう。
「初めてここでお休みになられるときに、陛下が『普段から寝つきが悪く、眠りも浅いほうだ』とおっしゃっていたので、公務で心身ともにお疲れなのではないかと。この香りで少しでもリラックスして寝つきがよくなればいいなと思いまして」
養父のエドガーも、じつは愛用者だった。エドガーによれば、売り物ではなくエリーヌのお手製がよく効くのだと言う。
「余計なことでしたら申し訳ありません」
リオネルが一瞬目を泳がせ言葉を探しているようだったので、急いで謝る。彼の許可も得ずにやるべきではなかったかもしれない。
「乾燥した花にそんな効果が?」
リオネルはエリーヌから巾着を手に取り、鼻に近づけた。
「……いい香りだ。しかしなぜ?」
どうして枕元に置いたのかと問いたいのだろう。
「初めてここでお休みになられるときに、陛下が『普段から寝つきが悪く、眠りも浅いほうだ』とおっしゃっていたので、公務で心身ともにお疲れなのではないかと。この香りで少しでもリラックスして寝つきがよくなればいいなと思いまして」
養父のエドガーも、じつは愛用者だった。エドガーによれば、売り物ではなくエリーヌのお手製がよく効くのだと言う。
「余計なことでしたら申し訳ありません」
リオネルが一瞬目を泳がせ言葉を探しているようだったので、急いで謝る。彼の許可も得ずにやるべきではなかったかもしれない。



