「めちゃくちゃ楽しみ! で、せっかくだからこの格好で会おうと思ってさ。おかしくないかエリーヌに聞きにきたってわけ」
「まぁそうでしたか。素敵ですから、自信を持ってお会いください」
「エリーヌがそう言うんだから間違いないね。じゃあ、またあとで!」
用件はそれだけだったようだ。
エリーヌはマーリシアやアガットと肩をすくめて笑い合う。
聞きたいことだけを聞いたアンリが、足取りも軽やかに部屋を出ていこうとしたときだった。
反対側からドアが開かれる。入ってきたのはリオネルだった。
「こんな時間からここへなんの用だ」
「かわいい弟に対して、その言い方ってある?」
「かわいい弟だからこそ、厳しく接するのが兄の勤めというものだ」
「なにそれ。わかんないし。ねえ、エリーヌ?」
ふたりの関係性は相変わらず。言いたいことを言い合う、仲のいい兄弟だ。
そんな光景を見られる幸せと、少しの羨ましさを感じながらエリーヌはふふふと笑って答えた。
「あ、それからリオネル」
「なんだ」
「まぁそうでしたか。素敵ですから、自信を持ってお会いください」
「エリーヌがそう言うんだから間違いないね。じゃあ、またあとで!」
用件はそれだけだったようだ。
エリーヌはマーリシアやアガットと肩をすくめて笑い合う。
聞きたいことだけを聞いたアンリが、足取りも軽やかに部屋を出ていこうとしたときだった。
反対側からドアが開かれる。入ってきたのはリオネルだった。
「こんな時間からここへなんの用だ」
「かわいい弟に対して、その言い方ってある?」
「かわいい弟だからこそ、厳しく接するのが兄の勤めというものだ」
「なにそれ。わかんないし。ねえ、エリーヌ?」
ふたりの関係性は相変わらず。言いたいことを言い合う、仲のいい兄弟だ。
そんな光景を見られる幸せと、少しの羨ましさを感じながらエリーヌはふふふと笑って答えた。
「あ、それからリオネル」
「なんだ」



