「いいえ、アンリ様はアンリ様。ほかの誰でもありません!」
「ごちゃごちゃうるさいっ。こうなったらエリーヌもリオネルも、僕がこの手で……」
必死に訴えるエリーヌの言葉も、もはや彼には届かないらしい。アンリは両足で地面を踏みしめ、両手を前に差し出した。
「相手は子どもだと思って容赦していたが、その必要はないようだな」
リオネルの体がにわかに金色のオーラに包まれ、光を放つ。どんな攻撃魔法も操ると言われるそのオーラは、空気を介して強大な力を伝えてきた。
それまで力が拮抗しているように見えたのは、リオネルの手加減によるものだったわかる。
「黙れ!」
その力に圧倒されたのか、言葉と裏腹にアンリもじりっと後退する。
「ここでふたりとも終わりだ! 灼熱息吹!」
アンリの指先から炎が帯となってエリーヌたちに襲い掛かる。
「ごちゃごちゃうるさいっ。こうなったらエリーヌもリオネルも、僕がこの手で……」
必死に訴えるエリーヌの言葉も、もはや彼には届かないらしい。アンリは両足で地面を踏みしめ、両手を前に差し出した。
「相手は子どもだと思って容赦していたが、その必要はないようだな」
リオネルの体がにわかに金色のオーラに包まれ、光を放つ。どんな攻撃魔法も操ると言われるそのオーラは、空気を介して強大な力を伝えてきた。
それまで力が拮抗しているように見えたのは、リオネルの手加減によるものだったわかる。
「黙れ!」
その力に圧倒されたのか、言葉と裏腹にアンリもじりっと後退する。
「ここでふたりとも終わりだ! 灼熱息吹!」
アンリの指先から炎が帯となってエリーヌたちに襲い掛かる。



