「アンリ様! お止め――」
「炎の槌」
アンリはエリーヌの制止を振り切る。繰り出された魔法とは真逆の、背中がひやりとするほど冷めた声だった。
辺りが真昼のように明るくなる。轟々と音を立てた大きな炎のハンマーが、リオネルに振り落とされる。
「陛下!!」
しかし間一髪――
「氷の水煙」
リオネルの詠唱によって現れた細かな氷が、煙幕のようにハンマーを包み込んだ。
〝シューッボッ〟という音があたりに響く。炎は跡形もなく消え失せた。
「凍結刀」
「岩槍」
アンリが氷の刀を操れば、リオネルは岩による槍で反撃する。一進一退の攻防戦は次第に激しさを増していく。
(どうしたらいいの……!)
「炎の槌」
アンリはエリーヌの制止を振り切る。繰り出された魔法とは真逆の、背中がひやりとするほど冷めた声だった。
辺りが真昼のように明るくなる。轟々と音を立てた大きな炎のハンマーが、リオネルに振り落とされる。
「陛下!!」
しかし間一髪――
「氷の水煙」
リオネルの詠唱によって現れた細かな氷が、煙幕のようにハンマーを包み込んだ。
〝シューッボッ〟という音があたりに響く。炎は跡形もなく消え失せた。
「凍結刀」
「岩槍」
アンリが氷の刀を操れば、リオネルは岩による槍で反撃する。一進一退の攻防戦は次第に激しさを増していく。
(どうしたらいいの……!)



