「エリーヌ、すぐに行こう」
「行こうって、どちらにですか?」
なにを言っているのかわからず聞き返す。
「宮殿で怪我人が出ているんだ」
「怪我人が!? それは先ほどの火球が原因ですか?」
アンリが目をわずかに見開く。
「エリーヌも見たの?」
「はい、陛下とバルコニーにいるときだったので」
「それなら話が早い。リオネルから文が飛んできたんだ」
「陛下から?」
アンリが「ほら見て」と文を広げる。
そこにはたしかにリオネルの字で【怪我人が出ている。エリーヌを連れて宮殿へ急いでほしい】と書かれていた。
「でも、それならどうして私に直接文を飛ばさなかったのでしょうか……」
アンリを介してではなく、いつものようにエリーヌ本人に飛ばせばいいのにと思わずにはいられない。
「行こうって、どちらにですか?」
なにを言っているのかわからず聞き返す。
「宮殿で怪我人が出ているんだ」
「怪我人が!? それは先ほどの火球が原因ですか?」
アンリが目をわずかに見開く。
「エリーヌも見たの?」
「はい、陛下とバルコニーにいるときだったので」
「それなら話が早い。リオネルから文が飛んできたんだ」
「陛下から?」
アンリが「ほら見て」と文を広げる。
そこにはたしかにリオネルの字で【怪我人が出ている。エリーヌを連れて宮殿へ急いでほしい】と書かれていた。
「でも、それならどうして私に直接文を飛ばさなかったのでしょうか……」
アンリを介してではなく、いつものようにエリーヌ本人に飛ばせばいいのにと思わずにはいられない。



