最後には、リオネルを引き合いにしてエリーヌをソファに座らせた。
(陛下だもの、きっと大丈夫よ)
なにしろ先の大戦で魔法騎士団の最高司令官として勝利を収めた人物なのだから。
サクランボをひとつ摘まんで食べる。紅茶を飲み、気持ちを鎮める。
そうして何度となく続けていたそのとき、部屋のドアがノックされる音がした。
「こんな時間にどなたでしょうか」
リオネルであればノックはしない。
迷っていると、向こうから声をかけてよこした。
「エリーヌ、僕だよ」
なんと来訪者はアンリだった。
アガットと顔を見合わせたが、招き入れるかはべつとして、用件は聞くべきだろうとドアを開けるのを了承した。
「アンリ様、このような夜更けにどうされたのですか?」
ドアを開けたアガットの後ろからエリーヌが顔を覗かせて尋ねる。
(陛下だもの、きっと大丈夫よ)
なにしろ先の大戦で魔法騎士団の最高司令官として勝利を収めた人物なのだから。
サクランボをひとつ摘まんで食べる。紅茶を飲み、気持ちを鎮める。
そうして何度となく続けていたそのとき、部屋のドアがノックされる音がした。
「こんな時間にどなたでしょうか」
リオネルであればノックはしない。
迷っていると、向こうから声をかけてよこした。
「エリーヌ、僕だよ」
なんと来訪者はアンリだった。
アガットと顔を見合わせたが、招き入れるかはべつとして、用件は聞くべきだろうとドアを開けるのを了承した。
「アンリ様、このような夜更けにどうされたのですか?」
ドアを開けたアガットの後ろからエリーヌが顔を覗かせて尋ねる。



