捨てられたはずの私がクールな御曹司に溺愛される話。

コンコン

ドアをノックする音が聞こえた。

蓮さんどうかしたのかな…?

ガチャッとドアを開ける。

ドアの前に蓮さんが立っていた。

「何かありましたか?」

「ああ。荷造りは終わったか?」

「はい!準備完了です。」

「そうか。荷物は最低限でいいからな。向こうでたくさん揃ってる。」

と言ってもそもそも私の荷物は比較的少ない方だと思うので減らすものは無いだろう。

「分かりました!気づかいありがとうございます…!」

それじゃ、と言って蓮さんは部屋に戻って行った。

何から何まで蓮さんは優しいし、気配りがすごいなぁ。

私も見習わなくちゃ!

ドアを閉めて部屋の中に戻る。

壁にかかってる時計をみた。

時計の短い針は10に差しかかっている。

そろそろ寝よう。

電気を消してベッドに向かう。

ベッドに横になって毛布をかぶる。

この季節はまだまだ冷え込んで寒い。