『ハラハラドキドキのオープニングアクト これにて閉幕ッ☆ 次の第1の遊戯まで休憩タイムを設けるヨ 悪い子タチの血で汚れちゃった校舎内を 綺麗にするからネ! ソレデハ、解散! あ、グラウンド内から出るのは 禁止だヨ~?』 ピエロはそう締めくくると、軽やかに朝礼台をおりて姿を消した。 幕を閉じたオープニングアクト。 静まり返るグラウンドでは、誰一人として動こうとしなかった。 いや、動けなかった。 これは遊びではない。 命懸けのゲームなのだと 誰もが思い知らされたのだ。