「人によって変わってくるのでしょうか。
私なんて詰み寸前じゃないですか…」
「遊ばれてるんじゃないのか?
ピエロってやつに」
「もう!面白がらないでください!」
おかしげに言う若松先輩。
緊張感もくそもない。
「まぁたしかに、ここまでわかりやすい現象の差があるのは謎だよな。この少ない分母にもかかわらず違いが見られた。猿でも気づくようなめちゃくちゃ大きなヒントがあるか、絶望的に面倒くさいトリックが隠されているかの両極端な気がする」
「前者なことを祈ります…」
「同感だ」
改めて向き合い、覚悟を決める。
ここを突破できなければきっと私たちは──



