『残り時間、10分~!

ついに半分を切ったヨ☆

悪い子たちは心の準備を

しておいてネ~☆』




刻一刻と迫るカウントダウン。


なにが正解なのかもわからない現状は、このままグラウンドに行くのをやめる選択肢も持ち合わせている。


けど、脳内で鳴り止まない警鐘が、私の行くべき場所を色濃く示していた。



「あの、若松先輩!
一緒にグラウンドへ行きませんか?」



のんきに休憩している若松先輩に声をかける。


そういえば、どうして2年生のフロアにいるんだろう?


自由にまわっていたのかな?