「第一、なんでイースまで死ぬの?
流れ的に負けた私が死ぬんじゃなくて?」
「逆にキミだけ死ぬことのなにがいいの?」
「それどういう質問?私たちは敵対関係。あなたと勝負して、負けたほうがペナルティを受ける。今までの定石。たとえそれが死ぬことだとしても、二人一緒にとはならないでしょ」
「ハハア、怖いなぁピエロちゃんたら。いつのまにそんな死ぬことに慣れてきたんだい?」
「真面目に答えてよ!私が負けたのになぜかイースも死にました~だなんて謎すぎるし、戦う意味がないでしょ!」
「いいじゃねーかよ、一緒に死んでも」
「いやいやよくないわ!あのさぁイースはどんな気持ちで提案してるの?大嫌いなピエロ女と心中するだなんて、頭打った?」
「大嫌いだけど…ほら言うじゃん。
死なば諸共ってサ」
「私はイースの気持ちを聞いてるの!50%の確率で私とあの世行きなんだよ?無念すぎない?」
「……」
「なんていうかさ、アンタはムカつくし大嫌いだし敵だけど、どうせ勝ったんなら死なないでよ。」
あんなにうるさかった応酬がぴたりと止んだ。



