◇Clown Act◇⇧



異常だと思った。



どうしてそんなに平然としていられるのか。



頬まで裂けた皮膚がめくれて、内側がベロンとこちらを向いている。



絶え間なく出血し続けている。



それでも大鳳会長は2本の足で堂々と立っていた。






『あはははっ

すごいすごい!

こんなに潔の良いやつ

はじめてだよっ

やっぱりボク

キミは好きだ』






言葉どおり舞い上がるようにくるくると踊りだすクーピー。



そんな彼にたいした反応も見せることなく、大鳳会長は若松先輩へと視線をやった。



次はお前だ、と。