「なにあいつ…イースに色仕掛けなんかするわけないでしょ!」
「されてもお断りだね」
「こっちこそ!」
やれやれといった様子のイースに嫌悪感増し増しで返してやった。
ていうかシャルドにも同じような反応されてたけど、こいつどんだけ問題児なわけ?
不愉快極まりない発言に、さっきまでの悲しみが薄まってしまいそうだった。
「ま、いーや。
キミが意気地なしだったら
あのピエロちゃんは
ボクがもらうから」
「なんだと?」
「ほらほら始めるよ。
"ラクガキごっこ"
ショータイムだ」
クーピーは礼儀正しくお辞儀をした。
たるんだ糸を切るように始まった
第2ラウンド。
私は腹を括った。
何があっても見届けると。



