理解の早いふたりの表情が一気に曇った。 「うわ…え、まさか…」 「そのまさかだよ」 たじろぐ日下部くんにイースが笑う。 「ちなみに聖水じゃ傷口は塞がる傷痕までは戻らない。まぁボクらのグループはもう聖水使用済みだからそもそも無いんだけどね。ジョーカーくんの綺麗なままのお顔、最後にじっくり見ておきな」 慈悲なく並べられた言葉に私は呆然とした。 うそだ…若松先輩の顔が…