◇Clown Act◇⇧




赤を基調とした衣装をまとう小柄なピエロ。



楽しそうに左右に揺れながら教卓に座っている。




「みんなどうする……?あのピエロいってみる?」




隣を向くと、日下部くんが青ざめた顔をしていた。




「は、橋本さん……見て、教卓の下……」


「え……?」




言われたとおり視線を移すと




「っ……?!」




ピエロが座る教卓の足もとに
血溜まりがあった。



悲鳴が出ないように慌てて口をおさえる。



なにあれ?!



日下部くんに視線を戻せば、同じ気持ちなのかふるふると首を横に振っている。