隣の1年5組をのぞく。


このクラスはなにを出店していたのだろうか?


黒板を見ると『お絵描き屋さん』と書かれてあった。


壁にはいくつものイラストが飾られており、種類は人気のアニメキャラやマスコットキャラなど様々。


机に置かれている機械のそばには、作りかけのキーホルダーのようなものが散乱していた。


おそらくは自分が描いたもので簡単なグッズを作れるといった主旨なのだろう。


こんなゲームに巻き込まれていなければ日下部くんと来たかったなぁ


なんて思いながら


再度視線を黒板の方へ向けると



それはいた。