あのあと、第1体育館全体を支配していたシャルドを倒したことにより
5体いるという体育館のピエロたちの振り分けが分かった私たちは、第2体育館へ向かったのだ。
ノルマはあと1体。
もうひとつの体育館には4体もいる。
期待を胸にその扉を開ければ、前回とはまた違う意味で絶句した。
そう、状況がまったく逆。
4体のピエロ全員が無惨に死んでいたのだ。
なんらかの理由で共殺しになった。
そうとも考えたが、すぐに違うとわかった。
全員の殺され方が同じだったのだ。
首が…あらぬ方向に折られていた。
つまり同一犯の可能性が高いということになる。
しかもピエロの相手をした生徒の中に。
誰が?なぜ?
そんな疑問の前に、生徒側にもヤバいやつがいるのだと発覚したことが恐ろしかった。
絶対に遭遇しませんように、と
震える胸の中で祈った。



