ヒュと小さな喘鳴をこぼし仰向けに倒れる。 苦しそうにのたうち回り、床を赤く染めた。 目がピンボールのように飛び出し、ゴボゴボと口内を血の泡でいっぱいにしていく。 その指先はツンと張って変な方向に震えながら曲がっていた。 突然のことに体が止まる。 どういうこと…? シャルドも毒林檎を引き当てたってこと? 「すり替えたんだよ、毒林檎を」 いつのまにかイースがすぐそばにいた。 みんなも壇上に集まっていて、三者三様の表情を浮かべている。