◇Clown Act◇⇧



「おい、まだ起きてるか

バカ王子様??

ちゃあんとルール通り

ボクも林檎を食べるから

よ~く見てろよ?

あぁ、もう死んでるか?

そりゃ残念だ!

アヒャヒャヒャヒャ!!!!」



そうしてピエロはデザートでも食すかのように林檎にかじりついた。


美味しそうに咀嚼するその姿を目に焼きつける。


まぶたの端が痙攣した。


周囲の音が断絶されたような感覚だった。


私の中の倫理観が途切れた。


もういい、許さない。


お兄ちゃんを腕の中からそっとおろし、
立ち上がる。


その時だった




















「──グェェェッ!!!!」



ピエロの口から

ありえない量の血が噴出した。