◇Clown Act◇⇧



「サァ!御託は終わりだよ☆

良い子のみんな

こちらへ上がっておいで!」




シャルドの合図に、私たちは重い足取りで舞台へと上がった。


指先が震える。


右から

若松先輩、お兄ちゃん、
私、日下部くんの順で並ぶ。


全員がカードに触れた。



「いいか。必ず生きてここを出るぞ」



若松先輩の言葉に、ぎこちなくうなずく。


決まる。決まってしまう。


私が引けば犠牲は1人で済む。


分かっているのに脳が拒絶する。


誰が当たってもいやだ。


怖くてたまらない。