「ボクはね、運が強いコが大好きなんだ☆」
くるり、くるり、2回転。
「キミたちは
ボクがずーっとここにいても
誰ひとり気づかない
おバカなパーティーだけど
言動を見るかぎり
勇気のあるコはちゃあんと
いるみたいで安心したよ☆」
キミと、キミ。
シャルドが指さしたのは
お兄ちゃんと若松先輩だった。
「できればどちらかと遊びたいけど
運は平等なんだ。
だから人選も平等でいきたい」
ポンッとシャルドの手のひらに現れたのは
4枚のトランプカード。
まるで手品だ。
それを慣れた手つきで壇上のテーブルの上に並べた。



