「コンニチハ!よく来たね☆
ボクの名は"シャルド"!
キミたちのグループナンバーを
教えておくれ☆」
ついに対面した
蛍光グリーンのピエロ─シャルドは
場違いなほど明るい声で呼びかけた。
「俺らの首すじ見りゃ分かんだろうが」と
ボヤいた若松先輩を誤魔化すように私は
「53です」
と答えた。
するとシャルドはなぜか嬉しそうに破顔する。
「そぉかそぉか!53か!
それはオメデタイ☆
共に遊べるなんて光栄だよ。
それはイースもトモダチになるわけだ!」
「トモダチじゃない。成り行きだ。
勘違いはやめてくれ」
イースの返事に高笑いすると、シャルドは壇上でくるりと1回バク宙し、つま先で軽々着地した。
そして大きな眼球で私たちグループ53のメンバーを眺める。



