◇Clown Act◇⇧




『コンニチハ!よく来たね☆

ボクの名は"シャルド"!

キミたちのグループナンバーを

教えておくれ☆』






ついに対面した

蛍光グリーンのピエロ──シャルドは


場違いなほど明るい声で呼びかけた。



「俺らの首すじ見りゃ分かんだろうが」と
ボヤいた若松先輩を誤魔化すように私は



「53です」



と答えた。



するとシャルドはなぜか嬉しそうに破顔する。





『そぉかそぉか!53か!

それはオメデタイ☆

共に遊べるなんて光栄だよ。

それはイースもトモダチになるわけだ!』


「トモダチじゃない。成り行きだ。勘違いはやめてくれ」




イースの返事に高笑いすると、シャルドは壇上でくるりと1回バク宙し、つま先で軽々着地した。



そして大きな眼球で私たちグループ53のメンバーを眺める。